私の処方薬は、頓服ですが1日にレスタス(2mg)1錠、デパス(0.5mg)1錠相当分です。


日によって異なりますが、レスタス1だけで済んでしまうことが多いです。

快調なときですと、薬ゼロもたまにありますが、やはりデパス1ぐらいが多いです。

調子が悪いときでも、レスタス1、デパス1でほとんど過ごせます。デパス2のときは一月に1回もないです。

というわけで、デパスは少し余り気味。。。

どちらも、もともと脳のなかにある物質なので「安全性が高い」というところが魅力的。

SSRIを私が使わない理由でもあります。(SSRIも安全性は高いといわれていますが。)


レスタスは、作用時間が長いので、予期不安予防向き。

デパスは、作用時間が短いので、頓服向き。


というかんじで使い分けています。


■レスタス


○効能

1)抗不安作用..おだやかな作用で不安や緊張感をやわらげます。

2)鎮静・催眠作用..興奮状態やイライラをしずめたり、寝つきをよくします。同系の薬で、とくに催眠作用の強いものは睡眠薬として用いられています。

3)筋緊張緩和作用..筋肉のこわばりや、つっぱりをほぐす作用があります。そのため、がんこな肩こり、腰痛、緊張型頭痛などにも応用されます。

4)抗けいれん作用..けいれんを予防したり抑えます。


○特徴

1)ベンゾジアゼピン系の緩和精神安定剤(マイナートランキライザー)です。抗不安薬とか心身安定剤とも呼ばれます。安全性が高く、耐性や依存も少ないです。

2)同類薬のなかでは、作用が強く、作用時間も長いです(作用/時間:強/超長)。


○用法

通常、成人はフルトプラゼパムとして1日2~4mgを1~2回に分割経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、高齢者には1日4mgまでとする。


○副作用

この系統の優れた特徴として「安全性が高い」ということがあげられます。重い副作用はほとんどありません。比較的多いのは、眠気、ふらつき、けん怠感、脱力感などです。これらは、それほど心配いりませんが、車の運転など危険な作業には注意してください。また、とくに高齢の人では、転倒につながったり、昼間からボーッとしてしまうことがあります。このような場合は、服用量を適切にコントロールする必要があります。


■デパス


○効能
1)抗不安作用..おだやかな作用で不安や緊張感をやわらげます。

2)鎮静・催眠作用..興奮状態やイライラをしずめたり、寝つきをよくします。同系の薬で、とくに催眠作用の強いものは睡眠薬として用いられています。

3)筋緊張緩和作用..筋肉のこわばりや、つっぱりをほぐす作用があります。そのため、がんこな肩こり、腰痛、緊張型頭痛などにも応用されます。

4)抗けいれん作用..けいれんを予防したり抑えます。


○特徴

1)チエノジアゼピン系の緩和精神安定剤(マイナートランキライザー)です。抗不安薬とか心身安定剤とも呼ばれます。作用的には、ベンゾジアゼピン系とだいたい同じです。安全性が高く、耐性や依存も少ないです。

2)同類薬のなかでは、作用が強いほうです(作用/時間:強/短)。

3)筋肉をゆるめる作用もかなりあります


○用法

1)神経症、うつ病の場合..通常、成人はエチゾラムとして1日3mgを3回に分けて経口服用する。

2)心身症、頸椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛の場合..通常、成人はエチゾラムとして1日1.5mgを3回に分けて経口服用する。


○副作用

この系統の優れた特徴として「安全性が高い」ということがあげられます。(以下、レスタスと同文です)


(出典:ハイパー薬辞典)